エオリアンの響き

「新しい曲」との出会いを楽しんで

今日の練習は市民会館101。3月のレディースと復興支援コンサートに向けての練習が中心です。

練習前のストレッチは「さかさま体操」・・・上と下から腕をまわし肩甲骨の後ろで手をつなげるかをまず試した後に、「さかさま体操」をしてその後にどれくらい身体が柔らかくなったか調べたのですが・・・結果は,それぞれの胸の内に・・・。

いつもながら、斬新なストレッチ。前に鏡がなくてなによりでした・・・。

 

発声練習のあと、「はっか草」を練習しました。宗教曲とは全く違う「歌」・・・そう「演歌」なのだそうです。洲脇先生からのご指導も、言葉の発語・発音・声の響かせ方についていつもの数倍も細かく、何度も「あかん!」といわれながら繰り返し歌いました。

たくさんの合唱団が歌っているこの「はっか草」・・・エオリアンらしい「はっか草」を是非お楽しみに。

その後、ちょっと歌ってみよか・・・と、「みやこわすれ」を初見で歌いました。この曲もこぶしをきかせる場面もあり、今までに歌ったことのない雰囲気。「日本語」の美しく繊細な歌詞を伝えるための練習は続きます...

 

続いて「つぶてソング」4曲。つぶてソングを初めて歌ったのは,震災から2ヶ月ほどたったころでした・・・洲脇先生が最初にこの歌を歌ってくださった時、みんな涙が止まりませんでした。歌いながらも何度も涙が出ました。震災から2年の年月が経った今も復興への道の長さを感じます。私たちのこの合唱が「つぶて」となって飛んでいきますように。3月は大勢の皆さんと歌えるのを楽しみにして練習しています。

 

このあと、松下先生のモテットの4曲目「Haec Dies」を「忘れんようにうたっとこか〜」ということになったのですが、みんなの予定になかったこの展開にちょっとあたふた。パート練習したときの音の記憶の糸をたぐりよせ、歌詞を必死でつけながら、お互いの音を聴きながら歌いました。

 

「新しい曲を歌う喜び」はほんのひと時にしか味わえないので、この時期をおおいに楽しみたいと思います。

次は「合唱祭」に歌う「新しい曲」がやってくるかも。