エオリアンの響き

「なかだるみ」期を乗り切るために

10月19日(土)の練習で、洲脇先生は、こうおっしゃいました。

「今回の演奏会の曲の準備は、随分時間をかけてしてきた。何度も、ステージに乗せ、本番も経てきた曲も多い。歌い続けた曲は、いま、なかだるみの時期やな。」・・・

そうして、この日の練習が始まりました。

 

第2ステージを中心に練習は進みました。

 

このステージには、「震災、平和への祈り」というタイトルがついています。

2011年3月11日に発生した、東日本大震災。だれもが、東北の津波の映像を見てそこに暮らす人々のことを心配し、日本はどうなるのだろう・・・と不安な毎日でした。

そのときに、合唱を通じて日本を支援しようという動きが、世界の合唱関係者の皆様から声があがり、松下耕先生を中心に Sing for Japan プロジェクトが動き出し、エオリアンもこのプロジェクトに参加しようという事になったのでした。

2011年秋にいたみホールで「絆」コンサートを実施し、皆様からいただいたたくさんの募金を送り、松下先生からサイン入りの、「Cantate Domino in B♭」 の楽譜をいただき、団員の宝物としてずっと歌ってきました。

そして、今回は、まさにその松下耕先生の前で、この曲を歌うのです。緊張するけれど、これ以上光栄なこともありませんね。

・・・松下耕先生の曲とであったときの、喜びや感動を思い出しながら、今回のこの演奏会のために、東京から何度も練習のために関西においでくださる松下先生から、多くのことを学び、節目の演奏会を期に、まだまだ新しいことに挑戦できるエオリアンの出発点にしたいと思います。

 

そして、9月20日に松下先生からご指導いただいた「モテット」についての数々の言葉を思い出しながら、11月1日の先生の練習では、さらに学びたいと思っています。

 

「なかだるみ」期・・・克服できそう?!(笑)

 

家に帰って、その日届いた「ハーモニー秋号」を読みました。

おかあさんコーラス全国大会の、選考委員の先生方の講評を読みながら感じたこと・・・やっぱり、しっかり身体を鍛えて、練習しよう!・・・最近、腹筋も鍛えていない自分に深く反省・・・

「なかだるみ」・・・に加えて・・・いろいろと克服せねばならない「たるみ」があることに気づいた私です。