21世紀は女声合唱の時代!?
兵庫県合唱連盟の総会も終わり、6月10日にいたみホールで開催される兵庫県合唱祭(全日本おかあさんコーラス兵庫県大会)の私たち女声合唱団エオリアンの出演順も決まりました。出演順は、くじ引きで、早い番号を引いた団体から、好きな出演時間を選べるのですが、これは、エオリアンでは副代表の大仕事!でも、無事、58団体中46番、18時ごろ出演という、私たちにとって、いい時間に入ることができました!
おかあさんの部が終わると、選考の間に一般の部が何団体か歌うのですが、その中には、洲脇先生指揮のアンサンブル・ポルトさんも出演されます。お時間のある皆さん、どうぞ、聴きにきてくださいね。
さて、今日の練習での先生のお話。
「合唱を聴きに来る人たちは、ハーモニーの美しさを聴きに来る。その意味では、僕らが始めた時代は、まさに男声合唱の時代だった。Bassの低い音が演奏に厚みを出して、美しいハーモニーが楽に作り出せる。それに比べて、女声合唱のアレンジには、ハーモニーを楽しむものが少なく、「歌」を聞かせる曲が主流だった。でも、今、女声合唱でもハーモニーを聞かせることのできる曲をたくさん歌うことができる。長い年月の中でも、今ほど女性が輝いている時代はなかった。『21世紀は女声合唱の時代』だと思っている。そのためには、30人以上のメンバーで歌える環境が必要だとエオリアンの指揮を引き受けるときにいったけれど、今でも変わりなく思っている。・・・それにしても・・・みんなも、もう少し若かったらよかったねえ」・・・(多少ニュアンスが違ってたらごめんなさい)
合唱祭もおかあさんの部に参加される団体の皆さんの活気は素晴らしいものがあります。全国大会に行けば、その想いはさらに強くなり、「輝いている」女声にたくさん出会ってきました。
7月にバルセロナで開催される「世界合唱シンポジウム」には、エオリアン関係者と先生で20名が行くことになりました。今回のシンポジウムの出演者、モルナー先生とエレクトラ女声合唱団の演奏を生で聴けることを楽しみにしています。うまく会場が確保されれば、交流会も企画できそう。エレクトラの輝く女声に出会えることを、いまから、ドキドキワクワクしています。
来年エオリアンは35周年。そこでは様々な曲を歌うことになるのですが、そんなことも意識して、今日は久しぶりに、エレクトラのCDにも収録されている「It Was a Lover And His Lass」(Words:William Shakespeare、 Music:Ward Swingle) も歌ってみました。
合唱祭に、クリスマスに、35周年・・・女声合唱の世紀を満喫したいと思います。