エオリアンの響き
(ブログ・お知らせ)

2015年の歌い納めの日でした

 12月26日土曜日、夙川公民館で、今年のエオリアンの最後の練習がありました。

 今日の練習は、西野先生が選んでくださった女声合唱組曲「美しき南の島の歌」(福島雄次郎作曲)のパート練習です。奄美大島で採集された歌には、貧しい生活で出稼ぎに行く夫を見送る心情や、子育ての苦労を歌ではねのける強さを感じます。「生きる」ために口ずさむ歌にも、南の島ならではのやさしさやあたたかさがあるなあと思いました。

各パートで、分かれて音とりをしたあと、講堂に集まって、合わせてみました。初めてにしては、いい感じ・・・(自画自賛?!)。気持ちよく、今年の練習を終えることができました。

 

 今年は、1月4日に兵庫県立芸術文化センターで三枝成彰さん作曲「レクイエム」を大友直人さんの指揮で歌うことから始まり、レディースコーラスフェスティバル、OMCさん・アンサンブルキアーラさんとご一緒したジョイントコンサート、兵庫県合唱祭、コーラスマスタークラスでのモルナー先生のご指導で歌ったカナダの現代合唱曲、そして、クリスマスコンサートと、6回のステージがありました。練習と本番に追いかけられるように、みんな、歌って歌って・・・本当によく頑張りました。

 体調を壊したり、お家の事情でエオリアンを去ったメンバーもいれば、新しくエオリアンで歌い始めたメンバーもいて、エオリアン内の動きも今まで以上に多い年でした。

 

 でも、いつも洲脇先生からご指導いただいてきた「メンタルハーモニー」や「Harmony for Peace」の心、西野先生の呼吸法と体幹を意識したヴォイストレーニング、穏やかでいて内面の強さをいつも感じる田中先生の伴奏、ソプラノの声を引っ張てくださる西崎先生の歌声で、充実した1年を過ごせたと心から感謝しています。

 来年はエオリアン結成33年目。そして、11回目の演奏会を11月23日に予定しています。1月8日から、新年は練習開始です。

 歌える幸せをかみしめながら、皆様の心に届く合唱ができるように、これからも精進してまいりたいと思います。

 

 今年1年、エオリアンを応援してくださった皆様、ありがとうございました。

どうぞ、良いとお年をお迎えください。