エオリアンの響き
(ブログ・お知らせ)

3月最後の練習でした

3月28日は3月最後の練習日。午前中は12時まで西宮で練習をして、午後からは東梅田教会で午後2時からのジョイント合同練習です。ハードスケジュールですが、エオリアンは、京都・大阪・兵庫・和歌山と4県から集まっていますので、やれる日にしっかり練習するのが私たち流。終わった時には、ほとんど一日のエネルギーを使い果たしてます。

 

でも、そんなことを言っていられません。ジョイントコンサートまで、あと、6回。1回1回が、集中を要します。

ジョイントの単独ステージは、全部アカペラです。

エオリアンのステージの1曲目は、私たちの若き?いや、幼き頃(にしておこう!)に一世を風靡したサイモンとガーファンクルが歌って有名になった「Scarborough Fair」。20代をベトナム戦争の中ですごした彼らがベトナム戦争「反戦」として演奏した曲です。もとは、イギリス民謡とされています。

2曲目は朝鮮民謡「アリラン」を松下耕先生が編曲した合唱曲。アリラン峠は伝説上の場所だそうです。その峠を越えて「希望」をめざす、力強さや明るさが表現できるよう歌いこみたいと思っています。

最後3曲目は、みなさんおなじみの「さとうきび畑」。沖縄が本土復帰前の1964年に作

曲者寺島尚彦さんが、沖縄を訪問された時に、「さとうきび畑」の下でねむる多くの戦死された方々へ想いをはせ作られました。通り抜ける風の音「ざわわ ざわわ」には悲しみが感じられます。1970年代「反戦歌」としてうたわれるようになりました。

今回の私たちが歌う「さとうきび畑」のテキストは、作曲・作詞・編曲ともに寺島尚彦さんがされています。全部で11番まであるこの曲。皆さんの心に、エオリアンの平和への願いを届けられるよう、ただいま暗譜に挑戦中です。

 

午後の東梅田教会はオルガンでの練習。オルガンは会場によって全く個性が違うので、東梅田教会のものといずみホールのものは感じがちがうのですが、よい経験ができました。それにしても、本当によく響くので、思わず気持ちよーくなってしまってました。

まだ、混声になれないせいか、どうも、女声よりも男声が遅れて聴こえて微妙に合わない状態を、これからの練習で、一つになることをめざしたいと思っております。

 

4月は実り多き?いや、大きな花開く月になりますように!